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1960年代私の魔女日記「魔女っ子」から「魔法少女」へ」おススメ書籍

私が「魔女」を知ったのは1966年に放映された初の少女向けTVアニメ「魔法使いサリー」です。アメリカで人気だったドラマ「奥様は魔女」のヒットから制作されたこのアニメは、当時の女の子たちのあこがれになり、魔法使いになりたいと思いました。ですが、主人公サリーは、魔法の国の王女という設定で、誰もがなれるものでないと知り、後続番組「ひみつのアッコちゃん」(1969年)では、魔法のコンパクトを鏡の精にもらって変身するのにワクワクしました。メイク用品でもあるコンパクトは今も魔法のアイテムです。アンデルセン童話の「人魚姫」を題材にした「魔法のマコちゃん」(1970年)、コメディ&ちょっと色っぽいライバルとの対決が見どころの「魔女っ子メグちゃん」(1974年)、ヒット作「キャンディ・キャンディ」の後番組として雰囲気を引き継いだ「花の子ルンルン」(1979年)までが第一次ブームとすると、呪文とダンスで大人に変身する「魔法のプリンセス ミンキーモモ」(1982年)、人気アイドルに変身「魔法の天使クリィミーマミ」(1983年)が男性のアニメファンも掴みます。1989年には、実写特撮で「魔法少女ちゅうかなぱいぱい!」が不思議コメディー美少女ものとして放映されます。今でもコスメアイテムがでたり、ミュージカルにもなった「美少女戦士セーラームーン」は、ちょうど娘と共にハマります。チームを組んで悪の敵と戦う魔法少女アニメは、「おジャ魔女どれみ」(1999年)「ふたりはプリキュア」で始まる「プリキュアシリーズ」(2004年~)、ゲーム要素も折り込み、どんでん返しもあった「魔法騎士レイアース」(1994年)、「カードキャプターさくら」(1998年)、熱血バトル魔法アクションアニメとよばれた「魔法少女リリカルなのは」(2004年)、かわいい絵柄でダークな内容の「魔法少女まどか☆マギカ」(2011年)は内容がまさに魔法少女がこじれて魔女になる...おススメしています。マンガの思い出というと手塚治虫先生のマンガにでてくる魔女、虫プロダクションの「哀しみのベラドンナ」がジュール・ミシュレによる原作「魔女」の原題を冠した「la sorciere 哀しみのベラドンナ」だと。そのまんまの題名の「魔女メディア」美内すずえ(1975年)、「魔女に白い花束を」曽祢まさこ(1978年)「魔女グレートリ」という原作が。など今も持っています。
 図書館で司書さんに聞きながら読み漁ったのは、民俗学「金枝篇」か童話、ファンタジーでした。
『魔法から科学へ』シンガー(北隆館 1944) 呪術と科学との聯関について
『呪術-魔女と異端の歴史』Pヒューズ(筑摩叢書128 1968/12)白い魔女
『魔女狩り』森島 恒雄 (岩波新書 1970/6)
『魔女と黒魔術』へイニング (主婦と生活社 1973/7)
『魔女の社会史』浜林正夫 (未来社 1978/3)
『ジプシーの魔術と占い (アウロラ叢書)』チャールズ G.リーランド (国文社 1986/10)『アラディアもしくは魔女の福音書』「ARADIA or the Gospel of the Witches」。
http://sacred-texts.com/pag/aradia/index.htm
『魔女たち』エリカ・ジョング(サンリオ1982年原本和訳1997年)当時、絵本のような大型本でありながらの内容に驚きました。
そして、占い.おまじない雑誌『マイバースディMy Birthday』1979創刊 連載の『ルネの魔女っこ入門』ルネ・ヴァン・ダール(実業之日本社 1980)『白魔術入門』同1981 白魔女と体操・占いを結びつける オカルト雑誌『ムー』・『トワイライトゾーン』にアメリカの魔女バベッタが。全米魔女協会にて公認されたというカメリアマキダークムーンが講座開催。『高等魔術実践マニュアル』朝松 健(ムー・スーパー・ミステリー・ブックス学研1987/8)『初歩からの魔術』マリアン・グリーン(魔女の家BOOKS 大陸書房 1988)裏に木星王監修の魔術講座(witchcraft)紹介。フラワーエッセンスの項が精油と混同。 
『魔法使いになりたい女の子のためのヒミツの魔女っ子入門』ムーンプリンセス・妃弥子(小学館ミニレディー百科シリーズ 小学館 1991/1)
『ユリイカ 特集魔術』(青土社1992/2)魔術結社覚書に連絡先が。
『魔女を生きる』松尾未来(白水社 1995)『魔女の本 愛の魔法編』同(1999/7)日本に生きる魔女の提案に共感しました。
『魔女の神』A・マレー(マリー) (人文書院 1995/08)
このころから「魔女狩り」の本がでてきます。
そして 『魔女たちの世紀 全6巻』 秋端勉監修 国書刊行会が。
 1.聖魔女術 スパイラル・ダンス スターホーク 鏡リュウジ・北川達夫共訳(1994年)
 2.やさしい魔女 M・グリーン  ヘイズ中村訳
 3.サクソンの魔女 R・バックランド  楠瀬啓訳
 4.月神降臨 M・アドラー  江口之隆訳
 5.サバトの秘儀 ファーラー夫妻  ヘイズ中村訳
 6.魔女の聖典 D・ヴァリアンテ 秋端勉訳 魔女術(ウィッチクラフト)という言葉に新しい息を吹き込み、エコロジーやフェミニズム運動と共闘しつつ、着実に全世界で一般性を獲得しつつある。G・ガードナー以降のウィッチクラフトの展開を紹介する本邦初の画期的シリーズとあり、このシリーズで魔女になったという方と交流がありました。
『魔女と魔術の事典』 ローズマリ・エレン・グィリー(原書房 1996年)残念ながら現代魔女の項がカット。原書を見て残念でした。そしてどんどん魔女関係の本が出版されています。
魔術の人類史 スーザン・グリーンウッド著 東洋書林
魔女の教科書 スコット・カニンガム著 パンローリング株式会社
 ソロの魔女がシンプルな儀式や魔術を行えるようにまとめたガイドブックです。サバトや自己参入を含め、一通りの儀式が網羅されています。
鏡リュウジの占い入門3魔女と魔法学 鏡リュウジ著 説話社
図説 魔女の文化史 セリヌ・デュ・シェネ(原書房 2021/3)
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